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交通事故紛争処理センター体験レポート

審査会

 交通事故紛争処理センターの最後に行われる審査会です。審査会は、弁護士3名。申立人。相手(保険会社の担当者)にて行われます。
 弁護士3名の内、真ん中に座る弁護士の先生が主な説明の実施や進行を行ってくれます。また、弁護士は通常3名ですが場合によって4・5名になる場合もあるようです。


 審査会では、事前に申し込まれた事故概要等について間違いがないかを確認したのち争点となる損害賠償額の裏付けの等の具体的な内容についてを確認します。
 特に、事前に提出された審査会資料について、
 @保険会社の損害賠償額
 A紛セン弁護士のあっ旋案
 B申立人の申し立てる損害賠償額
 について、必要となる内容を細かく確認します。
 申立人は、特にBの損害があったとして主張する内容について、その信憑性を確認するためかなり細かい質問。客観的な証拠を確認し、その主張が真実であるかどうか?
 その主張に基づく損害補償についてどの程度が妥当となるか?を精査されます。

 申立人。保険会社双方の主張内容を確認し、当事者は退席して裁定への審議が行われます。

 裁定結果は、後日となる場合や当日中に出される場合等、案件により異なるようです。

 後日となる場合、ここで帰宅となります。

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